小説」カテゴリーアーカイブ

転生(貫井徳郎)

好きな作家さんの小説。10年位前に一度読んだことがあります。
 
ただこの時期は貫井さんの色んな小説を一気読みしていた時期だったので、今回の「転生」もちょっと記憶が朧な部分があり、改めて読み直してみようと思いました。
 
実際読み進めてみるとページをめくる手が止まらない!やはり貫井さんの小説は面白過ぎます。
 
 
心臓移植手術を行った主人公が、手術前と違った食事の趣向や特技を持つようになり、それに疑問を感じ、、といったミステリアスな展開。
 
幸い?オチは覚えていないので、まるで初めての作品を読むような新鮮さです。
 
おそらく2,3日で読破してしまいそうですが、また他の小説で貫井ワールドにどっぷり浸かってみたいとも思っています。

クイーンズギャンビット

今日は前から見てみたかった「クイーンズ・ギャンビット」をNETFLIXで視聴予定。
 
ちなみに小説を先に読んでいて、ドラマはその小説の進度に合わせてみようかなと。

ベスが孤児院を出たあたりで、なかなかずっとチェスができない日々が続いてます。
 
初めてドラマに触れるので、特に主人公がどんな演技をするのかとても楽しみです!

安政五年の大脱走(五十嵐貴久)の予約情報

司馬遼太郎以外の歴史小説はあまり読んだことがなく、少し自分の読書履歴の幅を広げてみようとセレクトしたのが本作でした。
 
実際読んでみると、時代小説はその通りなのですが、いわゆる戦国的な戦などは出てきません。
 
物語の中核を成すのは、絶体絶命な状況、そして巨大な敵に対してのガチな抵抗。
 
この状況を切り開くための主人公たち、そして姫たちの一挙手一投足が緊張感を生み、ページをめくる手が止まらなくなります。
 
正直かなり面白かった!です。実際この作品をきっかけに五十嵐さんの他の小説も読むようになりました。おすすめの一冊です。
 
 
安政五年の大脱走 (幻冬舎文庫) [ 五十嵐貴久 ]