前回からのつづきです。
さて、ある程度RPGの概要を掴めてきた時期に、ロマリア入りすることになりました。
ちょうど島の端のお城。ここからまた新たな冒険が始まると、胸躍らせていましたね。
しかし、この段階でRPG史上初となる経験をすることになります。
それはズバリ勝てない敵の出現。
そうカンダタです。
今でこそ、訪れた城や町で売られている武器や防具を装備すれば、そのエリアのボスキャラを倒すのは決して難しくありません。
しかしあの当時はそういったセオリーがまだまだ中途半端であり、がっつりステータスを上げて挑戦というプロセスがほとんどなかったんですよね。
なので主人公に鋼の剣を装備させればわりと楽勝なところを、それこそ銅の剣のまま倒そうとするなど、今思えばハチャメチャなことをやっていました。
ただ今振り返ってなぜドラクエⅢが楽しかったのか。
その一端がここにあるような気がするのです。
つづく