スーファミ時代はファミコン時代では経験できなかった、新しいゲーム要素を備えたソフトが続々発売されました。
たとえば「ファイヤープロレスリングⅢ」。タイトル通りプロレスのゲームなのですが、技を繰り出すポイントが従来のゲームと異なります。
古くは単発的な連射、もしくはストⅡのようにボタンを押せば技が出る、こういった仕様が当時のアクションゲームのメインの操作方法でした。
もちろんファイプロも打撃技に関してはボタンを押せば蹴りやパンチが出ます。
しかしゲームの大半を占める「組み技」は、なんとタイミングが加味された仕様。相手と組み合ったその瞬間に、タイミングよくボタンを押した方が技が出るという仕組みなのです。
さらに操作キャラのHPが厳密にはわからない仕様となっているので、この不覚的要素もゲームの興奮度に一躍買ってくれます。
2020年現在、ファイプロといえば、プロレスゲームの金字塔ともいえる作品ですが、この操作方法の斬新さが人気の一旦となったことはまず間違いないでしょう☆